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2023/07/03 10:58
東洋大学創設者 井上円了
東洋大学創設者である井上円了は安政5(1858)年新潟県に生まれ、長岡の洋学校(現在の新潟県立長岡高等学校)で洋楽を学び、後に東京大学に入学し哲学を修めました。幕末から明治にかけて日本が急速な欧化主義に流されていく中で、哲学による「ものの見方・考え方」を育てていくことが不可欠と考え、東洋大学の前身となる「私立哲学館」を創立しました。
旅する哲学者
各国の政治と宗教の関わり、教育、文化の視察を目的として、円了は3回海外を訪れました。1回目の海外視察はアメリカやイギリス、フランスなど欧米諸国を訪れ、近代化を迎えた日本のあるべき姿を模索しました。2回目の視察では、インド、イエメンに立ち寄り、欧州で海外の教育制度を詳しく調査し、帰国後には社会教育や生涯学習の普及に奔走します。3回目の旅では、南米・オーストラリア・アフリカなどを訪れ、自身がまだ見ていなかった南半球を中心に視察を行いました。さまざまな地でコーヒーの文化にも触れ、コーヒー農園で働く日本人移民のもとにも訪れています。
香り高いアロマと芳醇な味わい
「井上円了珈琲物語」は東洋大学と株式会社サザコーヒーホールディングスがコラボレーションし、開発したオリジナルコーヒーです。史実に基づき、円了が訪れたブラジルとイエメンで生産された最高品質の豆を使用しています。ブラジルでは井上円了が訪れたとされるサンパウロの日系コーヒー農園の子孫が経営しているコーヒー豆を、そしてイエメンはコーヒーの聖地であり、最高のモカマタリの豆を使用しています。
『このコーヒーを飲みながら円了が旅した国々に思いを馳せ、彼が追い求めていた「人が生きること」についてゆっくり考えを巡らせてみてほしいです。』サザコーヒーホールディングス 会長 鈴木誉志男様・談
【特別対談】井上円了はグローバルな探究者!コーヒーを愛した旅する哲学者が世界で見たもの
円了の旅先の情景を思い浮かべ味わってみるとまた違った味わいを感じることができます。
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